会社員、卒業してみた。

会社員になれなかったフリーライターの雑記。

日本の男女格差や女性軽視の要因

少し前に、海外の友人が多い知人が「日本てどうして男尊女卑なの?」と聞かれることが少なくないと言っていた。

日本の男尊女卑文化

なんでそんな噂が立っているんだろう。昔の残像が引きずられてるのだろうか。30年くらい前までならともかく、現代の日本では不自由を感じるほどの男尊女卑的出来事はあまりないと思うのだけど。どうだろう……。まぁでも30年前ってわりと最近か。

それとも、日本人にとっては当たり前過ぎて見過ごしている男尊女卑的文化があるのだろうか、と思ったので、ちょっと考えてみた。

例えば、キャバクラの存在とか?制服着た女の子のエロ画像や動画とか?アイドル文化やロリコン文化とか、年末年始や法事のときに女性ばかりが働かなくてはいけない事情とか?奥さんにいばっている年配男性とか?

う、それらの存在は当たり前すぎて麻痺しているけど、確かに女性軽視なのかも。でも、自分の生活にはあんまり関係がないわけで、自分が女性であるがゆえに実害を受けてるわけでないから実感がない。そういう思考が問題なのか。

 

ジェンダー・ギャップ指数は最低

また、世界経済フォーラム(WEF)が発表している世界各国の男女平等の度合いを示した「ジェンダー・ギャップ指数」も結果も最悪だ。2017年、日本は調査対象144カ国のうち、114位。いまだに強い男尊女卑の傾向がある韓国が118位と、たった4つしか変わらない。

なんでこんなに順位が低いかというと……。

この「ジェンダー・ギャップ指数」は、経済、教育、政治、健康の4分野で決められる。日本は教育や健康の分野では問題ないものの、経済と政治、特に政治の指数が著しく悪いのだった。経済と政治については主に以下の内容をもとに調査されている。

経済的参加と機会:労働力への女性の参加率、男女間の賃金格差、管理職などの男女比、専門的・技術的労働者の男女比など

政治的地位:国会での議席数の男女比、閣僚級の男女比など

https://www.ishes.org/happy_news/2017/hpy_id002341.htmlより引用

 

 つまり、政治や経済社会で女性の進出が少ないということだ。

女性差別というよりも…働くハードルが高いのが問題

まぁ、当たり前ちゃっ当たり前の数字だよなと思う。

この数字の要因は、おそらく企業が女性を不当に雇うとか、男性を優遇しているとかそういう女性差別的なことをしているということよりも(ゼロではないかもしれないけど)、女性が(ある意味男性にとってもなんだけど)働き続けたいと思える社会になっていないってことだと思う。

だって、今の日本社会で、進んで管理職になりたいとか、結婚して子供をもっても男性と同じように働きたいと思う女性ってどのくらいいるんだろう?たぶんごくわずかなんじゃないだろうか。ただでさえ、若い女性の専業主婦願望が高まっているというし。

男性だって、ひーこらしてるこの日本の経済社会で、ストレスやプレッシャーも高い管理職をこなしたり、出産や子育てとの両立をしながらずっと第一線でやっていくのは、よほど志の高い女性や能力や環境に恵まれた女性でないと、難しいのではないだろうか。

ちなみに、これは女性が管理職に向いてないという話ではない。男女限らず大変なのには変わりないんだけど、男性のほうがゴール目指して一直線なイメージなのに対して(ある程度自分を捨てられるというか)、女性のほうがわりと細かい部分に目がいきがちなので(細かい部分へも配慮がきくので管理職には向いてると思うけど自分がより疲れそう)、その分小さなストレスがたまりがちなのでは?と個人的には思う。そのうえ、長時間労働やいつまでたっても顧客ファーストの企業、子育て、出産へのハードル。

こんな環境でも、バリバリ働ける女性って……。どれだけいるんだろう?政治の世界だって状況は同じだろうと思う。

働き方が変われば言うまでもなく、男性にもメリットがある

でも、逆にいえば、働き方さえ改善できれば、ジェンダーギャップ指数に関しては大きく改善されるのだ。しかも、働き方が改善されて女性が安心して働き続けられたら、何も女性だけじゃなくて男性にだってメリットがある。

例えば、男性が専業主夫とはパート勤務とかいう選択肢は今ほぼないわけで、結婚という選択肢を選ぶなら、一生一家の大黒柱として働き続けなければいけないというプレッシャーがある。

今の不安定な日本の経済社会で、男性だけにこのプレッシャーを背負わせるのは、やっぱり酷だろう。ワンオペ育児と家事の問題も、男性の長時間労働が大きな要因となっているわけだし。すべての人がそうするべきとは思わないが、家計をも家事も2人で支えるライフスタイルはこれからの日本では多くの人にとって理想的だと思う。

そう思うとやっぱり、働き方さえ改善されれば、日本のジェンダーギャップは人によってはほとんど感じられないくらいのレベルになるんじゃないだろうか。健康とか教育の面では、100年前に比べたら著しい進歩だし、世界的にみても良い数字らしいし、経済や政治の参画さえ改善できたら、男女格差については表向きはほとんどなくなるんじゃないだろうか。

今、私は日本で生活していて、男女格差とか女性差別とか感じる場面はそんなにない。もちろんゼロではけど、又聞きとかテレビでとか、だいたいがそんな感じだし。

男女格差がなくなっても、女性軽視の問題は残っている

まぁ、実生活での表向きの格差は改善されたとしても、冒頭で述べたように、女性軽視の風潮についても、まだ根絶は難しそうなんだけど。

制服着てるエロい画像とかは存在していること自体もっと問題視するべきだし、キャバクラの存在も当たり前すぎてなんとも思っちゃいないけど、当たり前じゃない頭で考えてみると微妙だよなぁと思う。だって、冷静に考えるといい年した男性が20歳そこそこの女の子と酒飲んで楽しいのかね。利用する男性もあたまわるそ……って思っちゃう。んあま、私も働らいてたけど若いころ。あの頃は何も考えていなかった。ってかまぁ働いている女性が悪いわけじゃない。ただせめて、10代は働かせるはやめたほうがいいんじゃ、と思う。

でもほら、学費や親の治療費とかシングルマザーとかそういうのでお金が必要な女性もいるし、とか考える人もいるのかもしれないけど、そもそも本当はそんなもんは国がなんとかするべきだし、むしろ、女を使っててっとり早く稼ぐ方法があるから彼女たちに負担がいっているという可能性もある。

スナックとか高級クラブとかはまぁ許容範囲かな。自分的には。女性も一緒に行ける場であるわけだし。

あ、あと、政治家。政治家の女性に対するヤバイ発言は、マジでヤバイわと思うけど。まぁもう年代が年代だからね。思考は変わらないだろうね。とにかくもう頼むから公の場で余計なは言わないでくれって感じ

というような、細かい問題は諸々あるんだけど、結局それらの水商売やエロ産業に興味があったり積極的に利用しているは一部の人なので。まずは働き方改善を進めるべきか。でも政治家には期待できないので、私達一人一人の意識を変えていかないといけない。

このままではジェンダーギャップ指数は韓国と並ぶんじゃないかとひやひやするわ。