会社員、卒業してみた。

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#KuToo運動への違和感からの、ジュリア・ロバーツと上野千鶴子さんのタブー破りに「男性社会を憚っている場合じゃない」と思う

女性のみパンプスやヒールが強制されているのは女性差別だとして、職場でのパンプス・ヒールのある靴の着用の強制をなくすために署名を集めている#Kutoo運動がにわかに話題になっていた。

運動の発起人は、グラビアアイドルで葬儀屋でアルバイトをする女性。

これをニュースで知ったときの正直な感想は「????」だった。

パンプスとかヒールって女性差別なの!?いや女性が履く靴で1番フォーマルに見えるのがパンプスだから規定している会社が多いのであって、それって差別なの?ってかそもそもヒール付きパンプス強制している会社なんてあるの?って感じ。

私もサービス業をやっていたので、パンプスの辛さはわかる……。すごくよくわかるのだが、私は太いヒール3センチくらいで幅広のダサいが快適な靴を着用していたので、そんなにツライなら今ではそのような靴はいくらでもあるのでは?

まぁでも、それでも靴下+完全フラットな革靴のほうがラクだよなぁ。女性だけパンプスというのはやっぱり差別なのか?という気もしてきた。

 

パンプスが1番フォーマルに見えるというのも刷り込みなのかもなぁと。

が、運動の発起人のツイッターを見ていたところ、このような運動をやっていながらも彼女は律儀にバイト先のルールを守っている様子で、「バイト後に、パンプス脱いで開放感!やっぱりパンプスは辛い」みたいなツイートがあり、仰天した。

署名集めるくらいなら、できればルール破ってローファー履いちゃいました!くらいやって欲しかった…て思わない? 無理でも、そこはとにかくツラクないコンフォートシューズ的なパンプス履きなよ、足に悪いから、とりあえず!って言いたい。矛盾してない? ある意味すげー日本女性っぽい。ツライアピ―ルしとかないと署名集める意味ないとか思っているのかしら?でも署名集めるという行動をするだけ何もしないより偉いのかな…?とも思うけど…。

イギリスで、受付の仕事をしている女性がヒールを強制されて訴えて勝訴してたというケースがあり、そういうのはよくわかるんだけどね。

#KuToo運動については、このサイトを見るとよくわかります。

 

www.change.org

 

でもでも、やっぱり、そもそも、健康に害を与えるほどのヒール靴を強制する会社が存在するのか?ということと、もしもそんな会社があったって、法律で決まっているわけじゃないんだから、コンフォートパンプスなりローファーなり履いちゃえよ、それで文句言われたら訴えるかもしくは他の会社行っちゃっえよって思っちゃう。

それから、今って履きやすいパンプスもけっこうあるから、そういう靴を履けば解決なのでは…革靴との負荷もそんなに変わらなくない?という疑問が払しょくできず…、活動の意義がイマチピンと来ず、邪魔する気はないが特に賛同する気も起きない…というのが最終的な感想。ただ、これをきっかけに、少し考えさせられたなと思う。

こういうのも好感持てる。「問答無用で靴下も着用」、いい。

 

んで、ヒールは女性差別か否かを考えているときに、発見したのが、少し前のこの話題。カンヌがヒールじゃない女性の入場を拒否していたらしく、そんなルールに反抗するために、ジュリア・ロバーツがレッドカーペットで裸足に。

 

ジュリア・ロバーツは、なぜ裸足でレッドカーペットを歩いたのか? | ハフポスト

 

いやーん。かっこーい〜!!

日本女性に足りないのってこういうことだよなぁと思ったわけ。

もちろん、彼女が大スターだからできたというのもあるし、#Kutoo発起人は職場ではいちアルバイトなわけで、比べちゃうのは野暮かもだけど。

でも、今の日本人女性に必要な精神て、このジュリアのような精神だよなと思うーー軽やかに既存のルールやくだらないルールやタブー破ること。自戒も含めて強くそう思った。社会とか男性の作ったルールの言いなりになっている人多いんだよ。それは女性が悪いわけではもちろんないけど、手放す選択もあるのにムダな我慢や努力をしているという女性は多いと思う。そういうのをやめるだけでもみんながそうしたら少しは変わってくるのでは?と思う。

なんだろう、バスとか電車で赤ちゃんが泣いちゃって、すごい周りを気にして申し訳なさそうにしてるお母さんとかを見てもモヤっとするんだよね、赤ちゃん泣くの当然だよね。周りより赤ちゃんを見てよ、もっと堂々としてて!すごく思ってしまう。だって、赤ちゃん泣いて怒るような人がいたらそのほうが100%悪いじゃん。あと、泣いてる赤ちゃんかわいくて見ちゃうって人もいると思うよ〜。

きっとそいういうお母さんがあふれているのも社会や教育のせいでお母さんは悪くないのかもしれない。でも社会と教育のせいだけにしてたらたぶんずっと変わらないから、お母さんも変わって欲しいなと思っている。

ちなみに、#Kutoo運動では、就活生のヒール強要にも異を唱えているらしいが、こんな記事があった。

withnews.jp

ヒール付きパンプスを履いているか気にする企業は、20社中1社。しかもその1社も採用には影響しないと言っている。無理してヒール履かないでもいいみたいよ。

 

 

その後、ジュリアのようにかっこいいタブー破りをする日本女性は誰かいないかのう〜?と思っていたときに、目に飛び込んできたのが上野千鶴子さんの東大入学式での祝辞のニュースだ。

いやー、泣いちゃったね、思わず。かっこよすぎて。東大の祝辞なのに、「社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。東京大学もまた、残念ながらその例のひとつです。」と、東大の中で起こっている女性差別についてめっちゃディスってる!1つじゃないよ、東大女子学生の割合が低いこと、女子が合コン東大生であることを言えないこと、男女混合サークルなのに東大女子大生が入れないサークルが3つもあること!何年か前に起きた東大男子学生が起こした性的暴行についてなど!やばいこといくつも指摘しちゃってる。

かっこよすぎ!スカッとする〜。

これだよこれ。こういうことだよ。ダメなことはダメ、イヤなことはイヤと行動や言葉でもっと示そうよ。また、必ずしも戦うのではなく、そういう世界を支持しないということももっと意識したい。逃げるのも必要だろうし。

あと上野さんのこのセリフもグッときた。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。

 

裸足でレッドカーペットを歩いたジュリア・ロバーツと、東大生祝辞で東大の女性差別についてディスる上野千鶴子さん…、まさかこの2人から同じような種の感動を与えられるとは思わなかった。

が、堂々とタブーを破った2人の女性の言動に男性社会を憚っている場合じゃないんだってば日本女子たちよ!という想いを強くした。